イルツリップ暦2938年1月27日、民族対立・宗教対立そして資源の領有権争いに揺れるポゴリツァ共和国は2938年、かつてから対立してきた隣国イヴィ=ザード共和国に侵攻し全面戦争に突入。タホ戦争が始まった。ポゴリツァ政府軍はイヴィ=ザードの国境沿いの拠点を押さえ、内陸部の主要都市ウル=カレンやザーディスタニア、ジンヌム=タクをめぐり10年もの攻防を繰り広げていた。