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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 光求戦争火 ( No.19 )
- 日時: 2009/10/09 09:54
- 名前: 羽夜 ◆RZNKdBQtkc (ID: xYJBB/ey)
戦争開始編■Part3
「もう、始まってしまったのね・・・・・・!」
ミーシャは、頭を抱え、苦しそうに言う。
——あの子は、神族に入れるのよ!!
ひとつ・・・・・・ひかりをもとめる——。
その一方、ミアン達は。
「いたっ!!」
ミアンの持っている木の棒がミアンの頭に当った。
「ミアン!? だっ、大丈夫かおまえ!」
「だ・・・・・・いじょうぶ・・・・・・」
ミアンは泣き出しそうになりながらも立ち上がる。
だが、ミアンは立ち上がれない。何故か。それは、ミアンには何時間と言う運動をしていない。否、したことが無い。運動不足と7歳の体力では6時間、これが限界だった。そんなミアンを見て、アレイは、
「少し・・・・・・休憩するか」
と少し笑いながらも、悲しそうに言った。
そんなアレイの言葉を聞いたミアンはこう答えた。
「え、あ、うん!」
と。何故か急ぎながら。
アレイは、自分の持っている水筒に茶を入れ、ミアンに渡して、笑いながらこう言った。
「飲むか?」
「え、いいの・・・・・・? アレイの分は?」
「いいんだよ、まだまだ沢山あるから」
「ありがとう!!」
ミアンは、とても嬉しそうに笑いながら言った。そして5分程度休憩した後にアレイは立ち上がった。
「如何したの?」
とミアンは不安げに聞く。
「・・・・・・そろそろ、行くか」
と、アレイは言いながらミアンに手を差し出した。
「え? いいの?」
「勿論!!」
仲間と羽ばたいて——。
「んじゃ、行くぞ!」
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