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Re: ありがとう -かけがえのない友達へ-感想orアドバイス下さい ( No.15 )
日時: 2009/09/28 16:08
名前: とんぼ ◆HOQTRh4M66 (ID: vkOByh3G)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.php?mode=view&no=11743

第七章 楽しいゲーム

ピーンポーン

俺の家に人が訪ねてきた。

だれだろう。

「誰ですか…」


「しーろやーまでーす」

テンションの低い俺の声にテンションの高い声が返ってきた。


城山とはテンションがやけに高いだけがとりえ?の女子だ

俺は黙ってドアを開けた。

「テンション低いね〜」

城山は俺顔を見てケラケラと笑っている。

「そりゃあな。お前はどうなんだ?クロが死んだってえ知ってんだろ」

「…。それについてなんだけど」

 城山が真剣な顔になった。

「肝臓が内側から破壊されてたって本当?」

 俺は少し迷ったがこう言い放つ。

「本当だ…」


城山は少し残念そうな顔をしたが、すぐに

「そう……… 聞きたいのはそれだけ〜
じゃあ、じゃ〜ね〜」

そう言って俺の家から出て行った。

その後すぐに電話があった。

俺は黙って電話に出る。

「もしもし」



かなりおかしな声。

かなり高くなっている。

普通の人間の声ではない。

何か声を高くしているんだろう。

「なんですか?」

 自然に言葉が出た。

「今すぐに青空公園に来て。楽しいゲームがはじめるよ!」

 「あの?ゲームって…」



 もうその電話は切れていた。