ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第八章　鬼ごっこ


青空公園には大将たちも来ていた。

「おう。お前も呼ばれたのか」

「大将たちも？」

「さあ、集まったね」

　気づかないうちに俺たちの後ろに仮面をかぶった人が立っていた。

「それじゃあ。今から楽しいゲームを始めるよ」

「その楽しいゲームってのはなんだよ」

　仮面の男はクスクス笑って言った。

「鬼ごっこだよ」

「鬼ごっこ？」

「鬼は僕。逃げるのは君達。30分間一人でも逃げ切れたら、君達の友達のことについて話してあげるよ」

「こいつ…クロについて何か知ってんのか」

　ならやるしかない

「で？俺たちが負けたら？」

　その時ビューと風がふいた。



「君達には…」


「死んでもらう」

そう放ちながら上から誰かが降りてきた。

上には何もないしどこから？

それより、その降りてきた人の顔は




———城山だった。