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その星は願いをかなえてくれる星。
伝説の星。
「・・・あれは僕らのせい？」
僕はつぶやいた。
そしたら月歌は言った。
「きっとそうだよ。・・・どうしよう。」
そしてそのとき街の人がその会話を聞いていた。
「どういうことだ！！！お前らがやったのか！！！！」
すごく恐ろしい顔で怒鳴られた。
その声は街中に聞こえ・・・・
僕たちはたくさんの人に同じことを問われた。
「何てことをしたんだ。あの星の意味を知っていてそんなことを願ったなんて・・・」
「だから月が…」
人々から落胆の声がもれる。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。」
月歌はそんな人々にむかい必死で謝る。
「責任とれよ！お前たちがしたことは誤ってすむようなことじゃないんだぞ！！！」
そう。僕らがしたことは簡単な問題じゃない。
でもだからって僕らを責める権利があるのだろうか・・・。
みんなそれくらい願ったことだってあるだろ？
叶わなかっただけで世界の滅亡とかを思っている人だっているんだろ？