ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 人・類・滅・亡・リモコン ( No.150 )
日時: 2009/12/30 16:33
名前: 唄子 ◆pHAblsSAME (ID: PQvy21Xz)

番外編 作成秘話
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 これは、「人・類・滅・亡・リモコン」の作者である唄子が夢の中で体験したことである。
 私は、大きな目的もないのに一人で電化製品屋に行った。私はパソコンが大好きなので、パソコンが置いてある場所を探した。

「お客様、何かお探しでしょうか」
「いえ、見ているだけです」

 義務教育を終えていない学生がパソコンを一人で探しているのはおかしいと思ったので、そうやってごまかした。……ふと売り物のテレビを見ると、画面がおかしい表示になっていた。

「何なんだろう……」

 私はテレビ売り場に行ってみた。そして、あのテレビの近くに行った。すると、画面が砂嵐に変わった。

「なんだ、ちょっと壊れていただけか」

 しかし、こんなテレビを売り物にする必要があるのだろうか。

「ねえ、パパ」
「何だい」
「あのテレビ、変だね」

 幼.稚園児の男の子がそう言った。

「ちょっとチャンネルを変えた方がいいんじゃないか」

 男の子の父親がそのテレビの隣にあるリモコンのボタンを押した——と同時に突然、地面が大きく揺れた。

「地震?」

 揺れは大きくなっていった。そして、すぐに地面が粉々になった。すると店員が、

「ああ、このリモコンのボタンを押すとこうなってしまうんですよ。アハハ」

 と言った。笑ってる場合か——と思った時に私は目を覚ました。

「これを小説のネタにしてみよう」

 私はそう思って「人・類・滅・亡・リモコン」を書いた。
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