ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 人・類・滅・亡・リモコン ( No.21 )
- 日時: 2009/10/31 15:36
- 名前: 唄子 ◆pHAblsSAME (ID: Eda/8EBL)
第六話 まず近くの奴から片付ける
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香里が作った偽の学年通信をお母さんに渡す。
「…ところで、これは強制参加?」
「そう。」
「…全く、しょうがないわね。でもちゃんと勉強していくのよ?」
「はーい!」
やった!騙..されてる。香里って、才能ある。
私はメールでこの事を美沙都に伝える。
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TO:美沙都
組織の本部は、アメリカのヒューストンだって事が分かったよ。あと、新しい仲間を紹介するけど…。七瀬 杏って言う子と、松島 真子って言う子が仲間に入ったの。覚えておいてね。
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美沙都は返事が速い。
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FROM:美沙都
了解!新しい仲間か…きっと二人とも美人なんだろうな…。また会えるのが楽しみですね。
それじゃあ、アメリカに行くまでに近くにいる雑.魚から片付けましょう!
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近くにいる奴…ね。じゃあ、早速片付けに…。
「杏江!電話よ!」
「はーい。今行く。」
…香里からだ。
「…香里?」
「『DARK GOD』のメンバーを発見したわ。今すぐ東京タワーの近くに来て!」
「分かった。」
あたしは、今すぐ東京タワーの近くへ行った。
「杏江、こっち!」
「お前らの味方か?弱.そうだな。」
「それはどうかしら。」
あたしは自慢の空手技で相手と闘う。しかし…。
「ダメだ…強い!」
「俺は幹部だからな。強くて当たり前なんだよ。」
「…強いわ。」
あたし達の力だけでは不可能な事があると知った。しかし、「DARK GOD」のメンバーの一人がこう言った。
「…もう、終わりだ。」
「な…何だ!?」
「幹部の命はもう終わりだ。」
ボカッ
そのメンバーは幹部を倒した。そして、他の下っ端も倒した。
「…貴方、スパイなの?」
「ああ、俺はスパイだ。城島 犬(じょうしま けん)だ。今から基地に戻らなければならない。あばよっ!」
スパイ…か。何となくかっこいいな。しかも強かったし。
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