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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 殺人猫 ( No.5 )
- 日時: 2009/10/11 17:47
- 名前: 星愛 (ID: 7POxSCHv)
レミ「もしかしてあの子?」
レミは公園の入り口近くにうつむいて座っている少女をあごで示して言った。
霞蓮「うん」
霞琳「今日の夜も綺麗な流れ星が見えるかもね」
レミ「そうね、願い事考えなくてはいけないわ」
霞琳とレミは綺麗に晴れ渡った夜空を見上げた。
ここはどちらかというと田舎。
だから結構多くの星が見える。月も綺麗だ。
霞蓮「詩依〜!」
霞蓮が呼ぶと、うつむいて座っていた少女は顔を上げて立ち上がった。
そして大きく手を振った。
詩依「霞蓮!来ないのかと思った」
霞蓮「来るに決まってるじゃない」
霞蓮と詩依が話しているうちに霞琳はレミの耳に小声で
霞琳「普通の猫のフリしてなよ。
あと、シドが来ても興奮しない事」
と言った。
シドっていうのはシド・キラウォントっていう殺猫の事。
真っ黒の野良殺猫だ。
シドはレミとミラにちょっかいを出す事が多く、
レミは特にそれに反応しやすいのだ。
レミ「分かっているわ。
でも少し体がうずいてきた・・・」
レミは必死で耐えているようで体中に力が入っているようだった。
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