ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 蒼色の殺屋 ( No.2 )
日時: 2009/10/11 13:56
名前: AQUA ◆ZdPdHqmtMA (ID: lcUCuO5M)

1話

ここは、東京都能力者専門学園。
生徒が全員能力者の学園だ、幼稚園から大学までの能力者が通う学園で、能力者専門学校の中では名門だ。
校内では能力が使えなくするため、特殊な電波を微量に流している。何故使えなくするのかは、校内で能力を使って喧嘩をするのを避ける為だ。
そんな学園で俺は幼稚園から今までを過ごした。

高等部の校舎の3階、そこに3年の教室がある。
俺は3-Aだ。
ふつうに過ごせる暮らしに俺は満足している、あまり不満は無い。
良い友達が3-Dのバカどもでも不満は無い、充実した暮らしでも無いけど、不満でもなかった。

一日の授業が終わるとさっさと帰る支度をして廊下に出ると、必ず良い友達のバカどものお迎えが居る。
「カッタルイ授業終わったな〜」と、声をかけると必ず
「そだな」と、力のない返事が帰ってくる。
「さあ帰るか」の、俺の声で居座ってたバカどもが立ち上がり階段を下り家に帰っていく。
帰り道でオッサンをカツアゲしたりなんてしょうもない事なんてしない。
真面目な訳じゃないバカどももそこまで悪でもない、どちらかと言えば良い奴ばかりだ。
道に迷っているおばあさんがいたら、無視せず道案内をするし、

Re: 蒼色の殺屋 ( No.3 )
日時: 2009/10/11 14:05
名前: AQUA ◆ZdPdHqmtMA (ID: lcUCuO5M)

余程な事が無い限り約束事も守る。
そんなバカどもを俺は本当の良い奴等だと思っている。
そんな良い友達が居て本当に俺は満足していた。

1話END


■キャラ紹介■

雨水 速
2月2日生
18歳
●詳細
水の能力を使う、この小説の主人公。