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Re: 蒼色の殺屋 キャラ ( No.26 )
日時: 2009/12/09 14:10
名前: アクア ◆ZdPdHqmtMA (ID: eR9v1L6x)

六話

プール

雷がプールサイドに、入ってきた。
「俺に何の用があって学校に来たんだ?」
「殺す為だよ、」
雷は手からバチバチと電気を出した。
「うわっ、ついてねぇな、電気使いかよ…」
速はプールの水を凍らせた。
「これでどうだっ!」
速は氷を粉々に割って、氷粒で右手を刀状に包んだ。
「接近戦は電気相手に不利じゃないの?」と、雷が言ったのを聞くと速はニヤリと笑った。
「接近戦とはかぎらねぇよ?後ろ見ろよ」
雷が後ろに振り向くと、氷粒が雷の後ろに沢山浮遊していた。
「なにっ!?」雷は反応して雷で氷粒を割った。
「空きありっ!」雷の背中に速の腕が貫通した。
シュゥ、と言う音とともに雷の体が消えた。
「ダミーか、って事は何処だ?」
キョロキョロと辺りを見るが、何処にも居ない。
「まあ良いか、」凍らせた水を水に戻した。
「まだ終わって無いよ?」空から雷の声が聞こえた。
「上か!?」
雷はプールに雷を落とした。
水は水素と酸素に分かれた。
もう一度雷を落とした、するとプールが爆発した。
「敵、取れたな」雷はすぐに逃げていった。
六話END
■キャラ紹介■
王 雷(wang rai)
約18歳の生年月日不明