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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Rea lized ( No.2 )
- 日時: 2009/10/12 18:49
- 名前: 紅羅 (ID: INwilZwH)
<第2話>
-眼帯と美少女-
2人でもしゃもしゃとタイヤキを平らげた。
「なんで羽輝ちゃんは俺の事しってんの?」
1番気になってた事。
初めてあったのに何でしってんのかって。
「……何でだろうな。何故かわかんけど分かってしまうんだ」
本人もわからないのかよ。
「そっか。……んじゃなんで眼帯なの?」
「ちょっと目立つ事になっててね、他人にみられたくない」
眼帯ってのも十分、目立つと思うんだけど。
まぁ、みられたくないのなら仕方ないが。
「俺に左目、みせてくれる?」
「嫌。」
即答ですか。俺もちょっとは傷つくよ?
まぁ、そりゃ他人やけどさ…
「ねー、羽輝ちゃn「羽輝、でいい。」
「…んじゃあ羽輝ね。この辺じゃ見かけないけどさ。どこにすんでr「家はない。」
……この仔は人の話を最後まで聴けないんですか?
親の顔が見たいよ……っ?
えつ?家ないの??
「!?んじゃあお母さんとかお父さんは?」
「知らん。」
「飯は?」
「買い喰い」
「寝るのは?」
「その辺で野宿。」
ちょwwなに言ってんのよwww
この仔、すました顔してとんでもない事言ってますぅぅぅぅうっ!!!
「えっ、……今日はどこで寝るの?」
「そこで。」
と、公園の滑り台を指さす。
えっwwちょwwwおまwwww
羽輝、ホームレスなのかっ?
「俺ん家、来る?」
こんな仔を公園に放置するわけにはいかんし。
「いい……の?」
「別に。弟がいるだけだしさ。」
母さんは一昨年亡くなった。
父さんは出張。
弟の諒は
俺が女ノ仔連れてても気にしないだろう。
「ありがとうっ!」
羽輝は、まぶしすぎる位の可愛い笑顔で微笑んだ。
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