ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: Rea lized ( No.6 )
日時: 2009/10/13 22:53
名前: 紅羅 ◆b6lWCUTd9Q (ID: INwilZwH)

<第4話>
血と美少女

※今回、すこーしばかりグロテスクな表現が入ります。
苦手な方はおひきかえしください。




あーぁ……。

羽輝きちゃつたよ…

つかなんでコイツ狙われてんの?

「ちょっっっ!!!翔、これやるから僕を守れっ!!!!!」

と、あわてながら羽輝が投げてきたのは日本刀。

「ちょっっっっ!!!無理無理無理無理っ!!!!」

玄関にいる黒服の男。

二十歳位でめっさ強そうなんですけど。

黒服は1人だけど、俺じゃ無理やってっ!!!

そのとき、羽輝が眼帯をのけた。

おぉ!!?

そこからぴかーんって変身してぇ〜

魔法とかでどっか〜んと………

「なに考えてんだよっ!!まともに戦えよっ!」

……と。そんな事ないよなぁ。

眼帯をのけたが、左目を閉じたままの羽輝に言われて我に帰る。

「戦えねぇよっ!俺は普通な中学生だZE☆」

「なにこんな時にふざけてんのっ!バカッ!!あぁもぅっ!」

んな。

キレられても困ります^^;

「ターゲット捕獲にうつる。そこの男、よけないと殺す。」

ちょっ!!!!黒服キタァァァアッ!!

俺、死ぬの?もぅ死ぬの?

「かけるぅぅぅうっ!ソイツが気絶してる所、そうぞうしろっ!!!」

……気絶?

もぅいい。一か八かで。

それはもぅ………

真っ赤な海になってる様子を、

黒服の奴が無残なほどになってる様子を想像をしたわけで。

その瞬間、羽輝が俺に勢いよい近づいて来て。

唇と唇が触れた。