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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 空からの奇跡 〜雨と満月〜 ( No.1 )
- 日時: 2009/10/14 19:10
- 名前: ヒミツ ◆wg3PxHsSAM (ID: 3L0NyJ0C)
〜第1話「一人はいや」〜
幸せながら、借金だらけの農家の家に、女の子がいました
彼女の名は、大林 笑子(おおばやし しょうこ)15才
なぜか、運動神経だけものすごく良い女の子です
笑子は、最近、なぜか考えてばかりしていました
(わたしは、死んだら地獄に行くのかな?でも、まわりはいい人だらけ み〜んなどうせ天国に決まってる!!)
笑子は、息をおおきく吸い込むと
「一人はいやーーー!!」
叫びました
すると、何を思ったのか去年のハロウィンで着た魔女の服をごそごそとひっぱり出し、着てみました
「うん、ぴったり!!」
去年は少し大きかった魔女の服が、ちょうどいい大きさになっていました
次に、物置をさぐりだしました
「おっ み〜つけた!!」
手に持っているのは‥
手に持っているのは‥
収穫用の二本のカマ
「活動は、満月の夜ね」
この世のものとは思えないほど恐ろしい声で、
笑子は
いえ、
悪魔は‥
−笑いました−
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