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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 監禁された天使 02更新しましたwwよければコメください! ( No.7 )
- 日時: 2009/10/23 19:15
- 名前: 銀の翼 ◆NC1AxUg.ec (ID: DrxGkANi)
- 参照: 未来戦争では、希望を持ってはいけない……by未来戦争
03 ジョジウ目線
リオン様は、ジュレンでエルジュを脅せ、とおっしゃった。
エルジュが吐くか……心配だな。あいつ、なかなか吐かないからな……。
しかし……国王陛下を殺そうとするなんて、度胸があるもんだ。それに、自分が捕まると知って……本当に度胸がある。フルスのメンバーにしたいぐらいだ。だが、それはできない。彼女が「愚か者」だからだ。
だが何故だ? 国王陛下に恨みでもあったのか? 彼女は何故国王陛下を殺そうとしたのだ? あんな幸せそうなのに。
国王陛下は悪いお方ではない。国民のことを真っ先に考え、全力を尽くしている。それは、偽りなのか? それとも、本当なのか? 彼女には、国王陛下の裏の顔が見えたのか?
謎だらけだ。今回の事件は、リオン様が本気になるのかもしれない。
「隊長!」
いきなり声をかけられ、びっくりした。
「……なんだ、シュトじゃないか……。びっくりさせるな! ただでさえいろいろ考えてたのに……!」
シュトは顔色を変え、
「すっ、すみませんでしたっ!」
と、走り去っていった。
早くエルジュを吐かせなければ……!
俺は足を早めた。時々、ジュレンがあるかを確認する。
外はもうすぐ、蜂蜜色に染まる。夕暮れまでに、エルジュのところに行かなければ!
「隊長、隊長!」
「何だ!?」
びっくりして、キツく言ってしまう。今度もシュトだった。
「今度は何だ!? 俺は今急いでいるんだ!!」
「ジウの娘が……ディスブレスにいないんです!」
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