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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 蝶ト蛾ト灰猫 4話目うp ( No.10 )
- 日時: 2009/10/20 20:32
- 名前: 姫樂*゜,.;:* (ID: .Gl5yjBY)
#5匹目
「飛ぶよぉぉぉぉ!!」
バッフッ
「やっほー、クソ姉貴!」
──────黒猫?
見覚えがない・・・が、姉貴・・・と呼んだ。
私の家系に弟妹と呼べる奴などいたのか・・・・・?
とりあえず、声に出した。
「・・・アンタ、誰です?」
とりあえず、3秒ほど沈黙が続く・・・が、沈黙を破ったのが姉貴と呼んだ女であった。
「マジで・・?コイツ、私のこと覚えてないの?」
「すいませんが、分かんないです。」
「これでも、分からないなら・・・」
妹・・と思われる女が人間になり銃を出し、薄墨色の炎銃の先に付けた。
「千歳さん!!アイツ・・、あれです! 白牙関係者の!」
私より幼い夜鶴でも、分かっていて、シエルもノエルも分かっていた。
「ま、とにかく此処では話にならないからっと・・、」
そこで言葉を切ると、夜鶴、シエル、そしてノエルの
手を女はまとめ白い粉を3人の周りに撒いた。
そして・・・・・・
千歳を連れ
空へ移動した。
#5匹目End
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