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Re: 蝶ト蛾ト灰猫  1話目うp ( No.5 )
日時: 2009/10/18 16:06
名前: 姫樂*゜,.;:* (ID: .Gl5yjBY)

#2匹目

「うんぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

「ちょっと待ってくれお嬢ちゃん! テーブルは持ち上げてなげるもんじゃなかよ!」

「え?」

「いーから、爺さん許してやりな! それから、ゴスラちゃん、コーヒー頼むわ。」

「ふぁ、ふぁい!」

ありゃりゃ? あれは確か同じ無許可脱退した・・・黒神夜鶴ちゃんか?

「お、お待たせしましたっ! モンブランとキャラメルココアです・・・・あッ!」

「夜鶴、久しぶり。元気にしてた?」

「あ、あの、千歳さん!あの、ここに居ることは」

「言わないよ。」

あーあ、まじで可愛いです。 この子。
なんという天然娘でしょうか。


ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!

「見ぃつけたぁ・・、大収穫じゃないかぁ。 神威千歳と吉良シエル・・。 
それプラス、黒神夜鶴まで居るたァなぁ。 捕まえたら俺の株も大上がりよぉ。」

「手帳取ったりぃぃぃぃぃ!!」

夜鶴は素早く敵幹部の後ろに回りこみ、幹部手帳を取りあげた。

「あっ、テメェ、コラァ!!!」

「いただきなのです!次はこっちの番ですね!!」


夜鶴は灰猫の特徴を活かし、鈴と猫の爪を素早く取り出した。

これで何をするのかは分からないが、夜鶴の顔には勝ち誇ったような笑みを浮かべていた・・・。

2匹目End