プロローグ此処はとある牢獄の奥の奥。誰もいないシンとした空間。光さえも見えない空間。其処には何もしていない筈の少年二人と青一人がいました。彼等は何も悪くは無い、それは真実。さぁ、見てみましょう……そんな彼等のお話を———