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Re: ◆*+.+*$もう一つの絵本$*+.+*◆ ( No.11 )
日時: 2009/11/21 08:49
名前: *иαяυsё* (ID: lZRL.MZu)

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「…此処は?」

目が覚めた緋花は呟いた。
其処は、病室の様な場所だった。
緋花は何故゛病室゛に、居るか分からなかった。
其処に、白衣を着た女の人が入って来た

「あら?目が覚めたのね。私は、傀儡課の医師 悠樹闇宵、宜しくね。」
「…えと?」

闇宵が余りにも速く話し過ぎたので、緋花には聞き取れなかった。

「あら。御免なさいね。傀儡と言っても所詮人間。
 …それはさて置き…貴方の操人は、今何処に?」
「…僕は、一人で大丈夫です。有難う御座いました。」

悪気は無いだろうが、闇宵の言い方は緋花にとって゛怒り゛を覚える言い方だった。
それに、緋花は闇宵の問いには答えられなかった。
何故かって?それは—…
緋花の操人の、母親はもうこの世に 居 な い の だ か ら — ・ ・ ・

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