ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.2 )
- 日時: 2009/10/27 17:21
- 名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: aYwQGfB6)
第一話
ガチャガチャガチャ
私の名前は神無月心愛。
みんなには「ここあ」って呼ばれてる。
大のゲーム好きでいつも親に怒られる。
「よしっ。いったァ!あぁー・・・。」
今日はいつものスーパーマリオをプレイ中
今話しかけても知らないもんね〜!
「ここあー。ダイマルに買いも「ウルサイ」
「なんなのよその口のきき方は!」
ポチッ
「仕方無いなぁ。行ってやるよ。チェッ」
「ママはそんな子に育てた覚えはありません!」
ガチャン
「ママったら怒っちゃって・・・。」
えっと、今日はナベだっけ?
うーんとネギとエリンギと・・・。
ん?ネギがないやぁ。しゃあないっ
「これでっと。あとはあそこに」
ネギ以外の材料を買った私はゲーセンへ
ママの金でプチギャンブルだい!わーい!
ガチャ
「大分遅くなっちゃた・・・。ただいま」
「遅かったじゃない。ダイマルだけなのに」
「はぁ?ゲーム丸も行ってきたしぃ〜。」
「ねぎのお金は?もしかして・・・・。」
「ゲーム丸で全部使い切ったしぃ〜」
「あんたって子は・・・。なんで」
「はぁ?褒美無しでやってけるかよー」
バシィイイイイッ
「何すんのよクソババァ!」
グゥゥゥウウウウウバァン
「痛いわね。親に向かって何なのよ!」
グサアアアアアアァァアアア
「んぐあぁ・・・。」 バタァァッ
「よかった。これでゆっくりできるわ♪」
—そして翌日
『40歳 主婦の神無月愛子容疑者が今朝、
児童虐待の罪で大丸署に送検されました。』
「なんで私がこんな・・・。」
・・・ん?さっきのは何だったの?
あと・・・。ここって病院・・・?
「あーぁっ。やっと目が覚めたかな?」
「サーヤ!!!」
サーヤは私の親友の水無月紗綾のこと!
私がインフルになった時も心配してくれた
凄い優しいししっかり者で理想的なの!
「わざわざ・・・。大丸署前病院まで?」
「だって私とココアって親友じゃん?
これくらいのこと、あたりまえだって」
「そっか・・・。ありがとう!」
助かっただけでもありがたい。嬉しい。
死んでるよりはマシかも。もっともっと
やりたい事だってあるしね。麻薬所得に
車上荒らし、レディースになってみたい!
「あ、ココアのお母さんって逮捕されたんだってね」
「そうなんだ・・・。死んでくれれば嬉しいな。
なんちって^^てへへ」
「ぶはー。それは酷過ぎる!はははははは」
ウッ
「うぅ・・・・。おなかが・・・。」
「だっ大丈夫?ナースコールしようか。」
ピイイイィンピイイイイィン
何事かもわからないことが起きた・・・。
そして私は今架空の世界にいるのかな?
架空か現実か。私が求めるのはそれ一つ。