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Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.6 )
日時: 2009/10/28 20:18
名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: aYwQGfB6)

第三話

翌朝————  二日目

     ハッッ

「え、夢じゃなかったの・・・。」

そう、夢ではない。現実だった。
これは現実。真面目に考えなくてはいけない。

「あら、お目覚めですか?」

「誰?誰なの?」

       エッ??!!

声がしたのはピエロのロボットからだった。
なんでピエロがしゃべるんだかわからない。
まあ、これはいいや。でも不思議だなぁ・。

「おっと、驚かれておりますでしょうか。
 それは、失礼。失礼。あなたを・・・。

      ノロイニキマシタ」

  
        エッ

今、何て言った?確か、「呪いに来ました」
だったような気がする。私を呪うって。?!
何者なの?こいつは何者なのよ。誰か。誰か。

「助けて!助けて!誰か助けてよ!ねえみんな」

声をめいいっぱい張った。死ぬほど張った。
それでも人のいるような気配は全くなかった。

「残念っ。ここにはお前と俺だけナンダヨ」

「何のためにあなたはここに来たのよ!」

「さあ」

       バタッ

この感覚は昨日のと同じだ。この感覚だった!



そして私はまた眠りについた・・・。