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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 50日間 恐怖のはてな ( No.9 )
- 日時: 2009/10/30 17:34
- 名前: 神無月 ◆E5uS8Oejtc (ID: VQ5Z3lvG)
第六話
五日目
フゥ・・・。
「ふわぁあっ。良く寝たぁっ!!!」
「ヨク寝レタカ。ヨカッタ、ヨカッタ。」
「はい!!凄くゆっくり眠れました!!」
「良カッタナ。オムライスはアソコニアルゾ」
嘘!!ピエロさんオムライス作ってくれたの?!
「ありがとうございます!感激です!いただきます!」
「ドウゾ、食ベナサイ。元気ニナレヨ・・・。」
ピエロさんってやっぱ優し〜っ!!!
「ありがとうございます!美味しいっ!!」
「良カッタ。モシ、マズカッタラ俺ノプライドガ
傷ツクカラナ。本当ニヨカッタヨカッタ。」
「ははは、気にしすぎですってば〜っ!!!
ピエロさんは料理上手なんですから、
失敗なんて今はもうあり得ませんよ〜。」
「ソウカナ、ソウイッテクレルト嬉シイゼ」
「ははははは」
プツッ
えっ。今のプツッってなに?!
「ヴォオオオォオオギャアアアアアアアアァアアッ」
「お父さん!?お父さん?!」
お父さんの絶叫だ。何があったのか。
下を見るとちぎれたコンセントから
火花がブチブチ出てきている。そして・・・。
家は全焼し、お父さんは助からなかった。
姉貴のこころと私だけ生き残った・・・。
何があったのか本当にあいまいだ・・・。
でもこれだけははっきりと言えるの・・。
『 家 事 が お き て
あ た し は ・ ・ ・。
父 親 を 亡 く し た。 』
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