ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: * 時のせんりつ * ( No.4 )
日時: 2009/11/01 13:55
名前: 結那 ◆uPSKZBqelg (ID: a1/fn14p)
参照: *2話*音楽室にて*

『怖い』を何度も早口で繰り返す私に

唄音「もう礼うるさい〜」

と頬を膨らませてくる唄音。


歌音が音楽室の電気を付けた時にはもう早口大会は終わっていた。

唄音「プロ、礼、何歌う?」

歌音「プロって呼ぶな(汗」

唄音「は〜い。 で、何歌う?」

礼「ん〜..出来るだけ明るい歌g「肝試しみたいに暗いのが良いんじゃねえか?」

唄音「暗い歌ね。う〜ん…『時のせんりつ』なんてどう?」

歌音君は私を無視して言葉をさえぎり、
唄音は暗すぎる曲名を吐いた。

礼「ぇええ!暗すぎるy「お、それでいこう!」

またも歌音君に言葉をさえぎられた(汗

でも私はさっさと済ませたいという考えの方が大きくて、
何も言わずにピアノをスタンバイし、『時のせんりつ』の伴奏を始めた...

「〜♪ 〜♪」

「「もう もどせない  時を奏でよう
あの日失った時の旋律を.....」」



3話>>5