ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: うさぎと夢と私と悪魔の皆。 ( No.20 )
日時: 2009/11/12 18:07
名前: 雨夢 黒苺 ◆Bf2zaxttPA (ID: eQL5O.NC)

第六話

「はっ・・・ふぅ」

「?・・・鈴があくび〜?珍しいなぁ」

うるさい・・・誰でもあくびはするだろ。私はしちゃいけないのかしら?

「それでは・・・ここの・・・・」

?・・・急に眠気が・・・・。

駄目だ・・・。寝ちゃ・・・。

?・・・皆が寝てる?

「なん・・・・で」

「おい!寝るな────・・・」

・・・・・・・なんで寝てしまうの?私・・・。

「ず?・・・鈴・・・・鈴!!」

ハッ!!

「安奈」

「聞いて!今いろいろ見て回ったんだけど・・・ココ・・・うちの学校じゃないの」

「え・・・」

「なんだよ!さっきまで寝てたのに・・・」

「ほかの教室では2.3人起きてる人いた。教室が5個あってみんなまだ寝てた。さらに知らない人ばっかり」

「・・・・まさか────・・・」

「何?」

「テレビは!?あるでしょ!?」

「え・・・まぁ」

「つけて!!早く!!」

「何?どーしたの鈴」

「いーから!!早くして」

プツンッ

『只今朝の八時です。今回はビックリなニュースが届いてます。』

「・・・・・」

『東京都の六年生がほとんど寝ているのです。先生によると「起こしても起きない。授業中急に寝た」との事です。』

「!?」

『それでは続いて次のニュースはあの事件。五年生行方不明事件についてです。』

プツンッ

「わかった?・・・私達は・・・この五年と一緒の世界へ・・・送られてきたのかもしれないのよ?」

「い・・・や」

「嘘よ」

「いゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!死ぬの!?ねぇ!鈴ぅぅ!!」

「その五年があるサイトに掲示板をたててから・・・私はちゃんと分かるようになった」

「けど・・・そぅと決まったわけじゃー」

「いいえ・・・これは・・・絶対ゲームよ」