ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: —夢と現実と正夢そして死  byミラー星— ( No.5 )
日時: 2009/11/16 19:00
名前: 闇音 ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)

三話

—朝。

いつも通り、出勤する。

「いってらっしゃい」
と妻の涼子が玄関まで来た

「いってきます」

駅まで10分それから電車に乗って20分それから徒歩5分で会社につく。

それまで携帯でテレビをみた。
電車の中ではゆれてるから見なかったけど。

すごかった。
朝だからほとんどニュースだ。
そしてどこのニュース番組も
昨日の臨時ニュースでやっていたネタ。
みんなはこの事件のことを
『消える9人』と呼んでいた。

ある番組ではその消えた9人の人の近所の人たちにインタビュー。
そして他の番組は、フリップなので説明したり、専門家などが話していたり。

そんなことをしている間に、会社についた。

自分の席に着き、仕事をする。
そしたら尚輝がきた。

「よ!ニュースみた?」
「当たり前だろ!おかげでこっちは…」
「あ。もしかしてドラマ?」
「そうそう。尚輝もみてた?」
「見てたよ。犯人がねーちょうど良いタイミングで…」
「あんなの良いタイミングなんかじゃねぇーよ!」

尚輝と席が隣なのでずーっとしゃべっていた。


そして帰宅。

ポストの中身を取り出した。

そしてそれをリビングのテーブルに置いた。



鈴川海斗はまだ気づかなかった。


新聞などの間に


黒い手紙が入ってたことに…。


それは死の手紙。



気づいたのはそれから数分後のこと......。