ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re:  —夜雨—— ( No.7 )
日時: 2009/11/12 17:10
名前: ふう汰 ◆mNK3Jwf.Lk (ID: msPhCitR)

五夜



「・・・すいません、お邪魔して」
「いいのよ・・・梨花の部屋分かるわね?」
「はい」

俺は、梨花の家へ行き、部屋の中に入った。

「・・・これ何」

梨花の机の上には、手紙のようなものがおいてあった。
中を見る、 だが、中には何もなかった。

「何だよ・・・」

・・・懐かしい。 早く
早く犯人を捕まえなきゃいけない。

この家の近くのコンビニは、歩いて5分、走って3分という近い場所にある。
殺されたのは5分の間だ。 ・・・まずは身近な人か見知らぬ人かを調べよう。

ガチャ—
ドアが開くと、警察官が立っていた。

「君、何してるんだ!」
「・・・えっ、俺は・・・梨花の幼馴染でして・・・」
「幼馴染だからといってここは立ち入り禁止だ!」
「・・・何で!!」
「出て行ってもらう」
「ここは現場じゃないはずです!梨花の遺留品があるだけじゃないですか!」
「・・・っ」

俺が発言すると、警官は黙り込んでしまった。
15の少年にこんなことを言われる警官はだらしない。

「梨花の犯人は俺が見つけます!」
「・・・だがしかし・・・」
「必ず見つけます!!だから・・・だから、お願いします!」
「・・・」

絶対に 絶対に——
犯人を見つけてやる。