ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 金&罠*GAME ( No.6 )
日時: 2009/11/19 21:22
名前: 闇音 ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)

一話


「金欲しぃー」

俺、村田竜之介。高校2年生。

「おい。山野。1万円貸せ。」

「えぇ!でも...もうないよ。」

このオドオドしてるヤツは山野健。

俺的には友達とは思っていない。
パシリみたいな?


「うっせえ!あるんだろ。財布貸せ!」
そして俺は山野のバックから財布をとりだした。

中には3万も入っていた。
「あぁ....」
「あれれぇ?山野クン。こんなにあるねえ?」

と言いながら3万円を取り出し、ピラピラと仰がす。

「じゃあ罰としてぇ…2万円に値上げ!」

「だめ....」

「あ゛?いいだろ?なんて優しい村田君なんだろうー1万円残してあげたんだよぉ?」

「はい...」

「はい...じゃなくて。ありがとうございます村田様は?」

「あ...ありがとうございます。」

「その後。」

「村田様....」

クラスメイトは、それをジッと見つめる。
だれも俺を止めることはできないんだ。
俺が怖いから!本当。まじで笑っちゃう!!


「コソッ だいたいあいつが金を借りたんだから礼を言えって感じ。」
「ウンウン....」
女子がコソッとささやいたのが聞こえた。

「てめぇら、なにしゃべってんだ?今度は君たちがやられてぇか?」


ソンナ風にいったら女子が涙目。
本当学校って楽しいな♪

金。金。金。金。金。金。金。金。金。金。

はっきりいうと、世の中金。

人間だってその気になれば買える。



そしてその後の、
学校帰り。

俺は

金に関するとても嬉しい




ニュースがあった。