ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 列車は行く.......死という永遠に=七つの話=(宣伝OK ( No.13 )
日時: 2009/11/26 17:55
名前: 闇音 ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)

五話「迷路」

《カチッ》


するとその直後、辺りは真っ白になった。


まさか…天国??


んなわけない。あのときの光だった。


校庭で8人が手をつないで、呪文を唱えた後の光。


眩しすぎて目をつぶった。


あっ。

どうしよう。急に光が現れたので、みんな手をつないでいない。


これじゃあ.....。


みんなに言おうとした。

「      」

あれ?声が....出ない。

そうゆうふうに作られたのだろうか....。

そして、また光が強くなり、


私達はどこかへと、飛ばされていった.....。




         *


スタッ

上手く着地した。



あれ?




 ミ ン ナ ガ イ ナ イ ヨ ?


辺りは草の壁。

床も草。上を向いても、草だった。

そして、道のりにそって歩いていくと、

結構大きな看板があった。


そして左右に道が分かれていた。
見た目はどちらも同じようだった。


もしかして.....。


【迷路】??

看板に目をやると.....。


≪やぁ。ようこそ、オリジナル迷路へ

 きっとみんな混乱しているだろうね。

 仲間とはぐれたから。

 ちなみに、駅で手をつないでいても無駄さ。

 というか、手をつないでいたほうが危険だ。

 それは、君達の手首をきることになるからさ。

 まぁ、安全かな?と思った道が逆に危ないということ。≫


……。怖っ!

良かったなと思った。
手をつないでいなくて…

あそこでもし...もし....手をつないでいたら.....


と思うと ゾッ とする。


あ。まだ続いていた。


≪それでは本題に入ろう。

 ここは普通の迷路ではないと、手紙にもあったはずだ。
 ここにはさまざまな『罠』

 が仕掛けられている。

 でも、ここでは命の保障はあるからご安心を

 それではまず一つ目のミッションはこちら


 【アイテムを探せ】

 誰がどのアイテムを探すか?

 それはちゃんと書いてある。

 どこに書いてあるのかというと、

 この看板の後ろにおいてある、箱の中にある。


 では、がんばってくれたまえ≫


これで看板の文章は読み終えた。

そして看板の後ろを見ると《赤い箱》があった。

それをあけてみると中には、


『赤い携帯』『赤いスカーフ』そして『黒い手紙』


他の7人も箱をあけていた。


瑠奈は『黄色の携帯とスカーフと黒い手紙』

優菜は『ピンクの携帯とスカーフと黒い手紙』

瑞希は『オレンジの携帯とスカーフと黒い手紙』

雄大は『青の携帯とスカーフと黒い手紙』

健吾は『黄緑の携帯とスカーフと黒い手紙』

裕は『緑の携帯とスカーフと黒い手紙』

愛奈は『紫の携帯とスカーフと黒い手紙』



そして8人は黒い手紙を

            あけた。