ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 列車は行く.......死という永遠に=七つの話=(宣伝OK ( No.14 )
日時: 2009/11/29 13:30
名前: 闇音 ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)

六話「ハジマリ」


黒い手紙をあける。

中には2枚の紙。

一枚目にはこう書かれていた。

【看板の文字はもう、見たかな?

それでは、改めて


 ようこそ。「ハジマリの迷路」へ

ここは、とても大きな迷路となっている。

 ちなみに、地図などない。

 まぁ迷路だから当たり前なんだけどね

 君達にやってもらうことは、

 看板でも言っただろうけど、

 アイテムを探してもらおう。

 詳しくはもう一枚の紙に書いてある。

 途中色々な罠があるので気をつけること。

 油断は禁物だよ。


 その携帯は仲間同士で通信しあえるから使ってみたまえ。

 あと....。そのスカーフはどこでもいいからつけること。

 仲間の証みたいなものだ。

 君以外の7人も色違いのを配っといた。】


これで終わりだった。

もう一枚の紙には.....。

【赤色の箱の君へ

 赤色の君は、『炎の冠』を探してもらう

 場所はいえないが、赤い箱に入っている。

 その箱を見つけたら、また会おう。】


 炎 の 冠 ?

 なんだそれ?

 とりあえず、その手紙を封筒に入れる。

 気がつかなかったが、箱の底にバックがあった。

 バックじゃなくて普通の箱の底かと思っていた。

 そのバックは、斜めに掛けるバックだった。

 それに携帯と手紙を突っ込んで、閉めて。


 右か.....。

 左か.....。


 一体どっちに進めばいいんだろう?

 なんだか楽しみ!!!

 結局私は、適当に選び、




  スキップしながら右ヘと進んだ。

 罠?

 そんなもの大したこと無いだろう。

 しかし、

 この先はあの手紙が言ったとおりだった。

 この考えが甘かった。




 油 断 ハ 禁 物 ダ ヨ 。