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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 列車は行く.......死という永遠に=七つの話=(宣伝OK ( No.18 )
- 日時: 2009/12/02 19:20
- 名前: 闇音 ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
七話「穴」
—ミラSide—
私は右へと進む。
10メートルほどか、歩くと、真っ直ぐ、右、左と分かれ道に出た。
一体≪炎の冠≫はどこに...????
そして、私はバッグから携帯を取り出した。
それを地面に立て、指を離す。
左に倒れた。
「こっちかな?」
運。
もう運だ。考えたって無駄だ。
そして私は左へと進む、
ぐにゃぐにゃ曲がった道、でこぼこ道、
とりあえず、それまでとくに分かれていなかったから、迷うことは無かった。
すると、
大きな広いところにでた。
見た目は今まで歩いてきた道と変わらない。
おそらくだろうが、草の壁、床、天井。
結構広い。
普通の場所か?
そう思った。
……!!!
その広い場所のおくには、
赤い宝箱。
おそらく、あのなかにあるんだろう....。
炎 の 冠 が 。
走っていこうとした。
でもよーくみると。
≪広場の真ん中に深緑の草があった。≫
あれは....たぶん....
いや。あれはカモフラージュのためだろう。
私が立っている床よりもっさりとしている。
あれは絶対....。
「落とし穴???」
私を馬鹿にしているのか?あんなのすぐわかる。
床は黄緑、あの草は深緑、
まったく違う。
「私をナメすぎだっつーの!!」
笑いながら、歩き出した。
もちろん、途中までそのところまで歩いていった。
まっすぐと。直線に。
そして私は穴を避けるように、曲がった。
すると。
≪ヒュン!!!≫
ア レ ?
私は穴へと落ちていった。
あの深緑の草は歩いていない。
避けた。
ア レ ?
ア レ ?
そう思っている間にどんどん落ちていく。
私の頭は「?(ハテナ)」でいっぱいだった。
そして私は......。
——深 イ 深 イ 穴 ヘ ト 落 チ テ 行 キ マ シ タ
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