ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 暗殺部隊 ( No.27 )
日時: 2009/12/19 09:09
名前: shout (ID: SUkZz.Kh)

「ここには死神がいる」
この世に死神など存在するのか

「死神などこの世に存在する訳がない」
俺には死神の存在など信じられない

「お主、何か声が聞こえなかったか・・・」









俺は思い出そうと頭を抱えた


・・・・・・・・・・・・・・・




———————オマエシヌウンメイ———————————————






という言葉があの不気味な笑いと共に思い浮かんできた



あの時は何処にも姿がなかった

「お前じゃないのか」

「バ、バカ言うな!最初に引きずり込んだ奴はわしではなく死神だ・・・。そして、お主を助けたのだ!」
やけに焦っている髑

「死神の存在は絶対に信じない」

「好きにしろ・・・」
血だらけのナイフを渡してきた。なぜ血だらけか分からないが・・・

俺はすぐさま心臓を刺した
大量の血と共に倒れていった

切れ味が悪いのか奥にナイフが刺さらなかった
「まぁ、いい」

一応、息があるか確認した


息がない


「死」と確信した




俺は骨粉の中を泳ぐようにして上の方に向かった







この後、俺に恐怖が襲い掛かるとは思いもよらなかった