ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 暗殺部隊 ( No.38 )
日時: 2009/12/30 12:52
名前: shout (ID: SUkZz.Kh)

俺はあの髑を殺した錆び付いた血だらけのナイフを手に持った

こんなもので倒せるのだろうか・・・



「このナイフで十分だ」
と余裕の発言

死神ロボは無数の刀を振り回してきた
ビュンビュンと恐ろしい音をたてる

当たったら一溜まりも無いだろう

俺の元へ近づいてくる




・・・



俺は当然逃げた







焦りの表情を見せない





「死ね」
と言うとなぜか死神ロボは崩れ落ちた


「さすが不良品だ・・・。手が込んでいない。ネジ一本が外れそうだった。そこにナイフで当てただけでもあの体ではすぐに崩れ落ちてしまう。ちゃんと作れ」




ロボットなどの機械は必ず弱点がある。熱に弱いもの。水に弱いものなど
俺は見つけていた。ネジが外れかかっているところを・・・



無数の刀を出す瞬間、ネジが緩んだのだ


逃げる時にナイフを投げた
それが見事に命中したというわけだ




「髑」