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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 暗殺部隊 ( No.9 )
- 日時: 2009/11/27 20:06
- 名前: shout (ID: SUkZz.Kh)
「外見は古い倉庫だが、中身はこれ程のものとはな」
凄すぎる
中は最高級ホテルと言ってもいい程だ
「貴様、私はここで待っているとしよう。ハァー・・・」
と最後に欠伸を残した
おそらく寝るのだろう
「随分余裕だな」
俺は銃を片手に敷いてあるレッドカーペットを辿って歩いていった
バンッ
と床が抜けた
俺は反応し、ギリギリ手をかけた
下を見ると頭蓋骨などが散乱している
「オマエシヌウンメイ」
と下から声が聞こえてきた
不気味な笑い声が響く
が、見渡しても何処にもいなかった
俺は反動をつけて上に戻ろうとした
が、しかし———
床が外れていった
更に下から何者かに足を掴まれて引きずり込まれていく
俺は落下
「チッ」
舌打ちをする余裕はまだある
床からこの地面まで50mはあるだろう
上手くいっても何処かは骨折するだろう
このまま行くと死ぬかもしれない
頭から落下。死に関わる最大の危機
重力によって加速していく
俺は忘れてしまっていた
持っている数々のアイテムを・・・
「俺は死ぬのか」
死ぬと生きる 気持ちでは死ぬが勝っていた
俺が死んでも悲しむ者は誰一人いない
あと10m—————————・・・
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