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第七話

「3階四年教室で二名二組　岡山　啓さん死亡
一組　相川　ふじのさん死亡」

「また・・・一組って・・・相川って」

「ふじの！？」

「相川・・・」

なんて事・・・酷すぎる

「噂が・・・本当になっちゃうなんて。私・・・思ってなかった」

思ってなかった？・・・信じてなかった

タッタッタッタッ

「きゃぁ！！」

「うおっ！」「な・・・」「なんだ！」「誰っ」

「あ・・・ビックリしたぁ」

ふぅっとため息をついていたのは２組の春方　みなほ

「こっちもビックリしたよ〜」

「なんだぁ！知恵じゃんっ」

「みなほも生きてたんだねっ」

「もちろんよ〜！死んだらたまんないっ」

ポタッ

「あははははは！」

ポタポタッ

っ？何か音が─────

「たける・・・なんか音が階段から」

ポタタタタタッ

「何これ・・・血か？」

「え」

血──────・・・？

『みぃつ・・・けたぁぁぁぁぁ』

「あ・・・・」

な・・・

「逃げろぉぉぉぉ！！！！！」

やばい・・・こいつ・・・女？鬼だ・・・

ダッ！

ツルッ

「きゃぁ！！」

み・・なほ？

「助け・・・て！助けてぇぇぇ！！行かないでよぉぉ」

ごめんなさい。私は・・・助けられない

「たける！！」

「行くぞ！俺達が死んだら・・・」

ダダッ！

ごめんなさい。ごめんなさい

「あ・・・あ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ！！」

「あは、あははははははは！あはははははははははははははははははははははは！！！！！」