ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 美香の事件簿 ( No.15 )
日時: 2009/12/06 17:14
名前: ♪*月琉姫*♪ ◆NpejqFNEy. (ID: lerfPl9x)
参照: 持ち名『東京葉月』『ルルー』『神無月』『夢猫日和』ですけど… 多くねぇ。第一、この名前は苦労したんだ。変えすぎだよっ!

第十二話 協力するよ


王城さんが、ブラック団の裏切り者

だと、すると?

探偵の味方だと

すると?


———と、考えながら授業を受けていた。


    
     昼休み


「美香さん」


「はいはい。屋上かい。行きますよ」



屋上に向かった。


「美香さんさっきの話の続き。聞いてくれる」


長くなる、話しだと思った。


「ブラック団は残酷よ。まあ、私も残酷だったと
 して・・・。目的のためなら、何でもする。
 せこい集団よ。大体、ブラック団は当初、十人
 くらいの平和な怪盗集団にあろうと思ったの。
 でもあいつが来て、全て台無しになったの。
 あいつは催眠術を使える。まあ、私は闇魔法の
 使い手でしょうけど・・・」


闇魔法!! やっぱり、この町

呪われているよ・・・

第一、私だって≪ある力≫を目覚めかけている。

今まで、書かなかったけど・・・


「とにかく。ブラック団は当初、早川 イチルって
 人が指揮してたの。あいつのせいで、全てぶち壊し
 よ。何もかも・・・だから、お願い。ブラック団を 解散させて。そして、破滅に導いて・・協力する」


「協力するよ」


王城さんは手を出した。


私も手を握った。

そのとき、≪ある力≫が

目覚めて、見えてしまった。


王城さんの心が・・・


<本当に助けてよ あいつをケチらせろ>


聞こえてしまった。

これは、超能力かも・・・


普通ではなくなった、私


ショック・・・


「美香って呼んでいい?魔美佳って読んでいいよ」


「魔美佳。これから、よろしくね」


「美香もこれからもよろしく!
 って、そういえば。さっき超能力使って
 私の心読んだでしょ」


「えっ!」


「そうでしょ。今度からいいように使えるように
 特訓するわ。いい?」


「あ、うん」



ブラック団を倒すための仲間が

増えた。

これからも、仲間をつくろうではないか。


  続く