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第二十話　ボスの正体

山田美香目線

なんか、ボスさん落ち込んでいます。どうしてかな〜

「ごめんなさい。山田美香さん。私どうかしてたんです。すみません」

なんか、謝ってきているよ。どうしよう。
どうすればいいの。

「山田美香さん。私は向日葵高等学校に通っている、二年生の安野静香といいます」

静香さんは仮面をとり、顔を上げた。
鼻の辺りにそばかすがあり、目はくりくりしていて可愛い。

「山田さん、私自主します」
そして、静香さんは扉を開けて、去っていった。一瞬しか見えなかったが、泣いていた。
多分、私たちが知らないとこに行くのかもしれない。
さようなら、静香さん。

三日後

静香さんは自殺をしていた。
静香さんは親の虐待やクラスの虐めに耐えられなくて、二重人格になってしまったみたい。っと、遺書に書いてたらしい。
ブラック団は自主をして、町は平和になった。

第一部ブラック団　＊完＊