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第六話　詩を書く【芙礪出　唄楼】偏

〜芙礪出唄楼目線〜

＜地球って　どうして
　誕生したの？
　宇宙はどうしてあるの？

　そして　私たちってどうして
　生きている？
　何の　使命を持って生まれる？

　宇宙は歴史がある
　地球もある…＞

あぁ〜。ここまでしか、思いつかない。
詩を書くのは簡単だけど、どうしてこんな、変な詩ができるかしら。でも、哲学的でいいじゃない。

学校の勉強なんて、つまらない。

大体、学校って。勉強するとこなのに、それはない。皆さんは遊びに来ているかのよう。くだらない。
特に代表的な人は山田美香。
大人しいと思ったら、男子がふざけている輪に入るんですもの。
クラスメイトは変人ガリレオとか言っているけど、これは『変人シンデレラ』よ。本当は可愛い子だけど、男の子とふざけあうところが駄目になってしまうよ。

まあ、これは別問題だ。

私は探偵もやっている。
私の知能でどこまで行けるかの腕試しとゆうところかしら。
水木かおるとかゆう探偵は優秀らしいけど、天才まではいかない。

探偵は名乗れば、なれるもの。

だから、クラスメイトに探偵がいてもおかしくない。


何か、ごちゃごちゃ考えるのも飽きたわ。詩の続きでも書こうかしら。

＜地球もある
　
　どうして、人類は歩ける
　どうして　飛行機は飛べる
　風が吹く　雨が降る
　神はどう生れた
　白紙の中から生れた。
　
　この謎が解けるときは
　私たちはどうなるだろう？＞

これで、いいかしら？

でも、納得いかないわ。

私は詩を書く。納得いくまで、詩を書く。

続く