ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 美香の事件簿 ( No.50 )
日時: 2009/12/06 17:38
名前: ♪*月琉姫*♪ ◆NpejqFNEy. (ID: lerfPl9x)
参照: 持ち名『東京葉月』『ルルー』『神無月』『夢猫日和』ですけど… 多くねぇ。第一、この名前は苦労したんだ。変えすぎだよっ!

第十五話 時を超える

〜美香目線〜

私は浅間山の上にいた。つまり、空中に浮いているということ。そして、私は浅間山の火口の中に突っ込もうとした。だけど…

「み、美香って超能力者だったの?」

そこ・・・ 今の状況で、引っかかるところじゃない!

「まあ、そうね」

「それと。これから、どうするんだ?」

「浅間山の火口の中に入るよ」

「お、おい…」

「遠慮無用! いくよ」

私は靴を履き、海斗兄ちゃんの手を握った。

「黒幕の手がかりを————」

私は大きな声で叫び、火口の中に突入した。

…熱い。でも、これを耐えないと黒幕の手がかりを得られないよ。

私は何で、浅間山に火口の中に突入したかというと、推測をしたんだ。

海斗兄ちゃんがこの軽井沢に来てから、テレパシーの能力が備わったのだ。それに、浅間山が近くにあるから不思議なのだ。
そこで、浅間山を睨んだ。で、火口に何かあると思ったの。入るとは思わなかったけど…

熱いのが感じなくなった頃、私と海斗は不思議な空間に着ていた。

「美、美香〜」




黒幕デルム目線〜

ついに動き出したか。山田美香。

でも、もう止められないんだよ。

人類破壊計画はね。

デルム・・・





私、どうかしているわ!

女のに‥ 男が使うような言葉を使う・・・

小学五年生が・・・ こんな、恐ろしい計画・・・

わあぁぁぁぁ—————————————

どうしよう。取り返しつかない…‥

もう…………

続く