PR
ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: クラス対抗戦争 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/12 11:42
- 名前: 玄月 (ID: j5WpSu7v)
第2話
ここは体育館。
学校について10分後…くらいに、放送でここに来い、と言われた。
そんなわけで…、ここには1年奴が全員いる。
「…では、これから、皆さんをここに呼んだわけを話します」
先生が、そう言う。
…どうした? 早く言え。貴重な時間を無駄に使いたくない…。
ってか、早く帰りたい。
「今から、クラス対抗で…戦ってもらいます」
…ハイ?
何? 俺等をここに呼び出した理由って…これ?
戦うって、何で? バレーボールか? それとも、一発芸か?
「1週間、皆さんで…殺し合いをしてもらいます。
午前10時から午後9時までに…、どんな武器を使ってもいいので、他のクラスの人と戦いなさい。
後…、死者が1番多いクラスは、クラス全員死んでもらいます…」
…先生、熱でも出たのか?
それとも、頭打ったか? もしかして、踏まれたりとかもしたか?
俺等に人を殺せ…って、それ、通報もんじゃないの?
「では、ルールの説明をします。
まず…、さっきも言いましたが、どんな武器を使ってもかまいません。
次に…貴方達は校内でしか戦えません。校内から1歩でも外に出た人は、この世から消えてしまいます。
最後に…、皆さん、これなら人を殺さなければ何とかなる、と思っていると思いますが…。
引き分けの場合は、全クラスの皆さんに、消えてもらいます」
…マジ、か?
これ、嘘だよな? 夢だよな?
そう思って、俺は洸太に手招きする。
洸太は、首をかしげ、こっちに駆け寄ってきた。
俺は、近寄ってきたを、洸太1発殴ってみた。
「痛ェ!! 何すんだよ」
洸太はそう言って、俺の頭にげんこつをくらわす。
痛ェ…。軽く、石が俺の30m上から落ちてきたくらい痛ェ…。
ってことは…、これ…。
夢、じゃない…?
ってこと…か?
PR