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第四話

声が・・・でなくなってしまった

まさか・・・殺されたの？

「ほかの学校でもこのゲームをやっているんだよ？」

で？・・・私達にこれをやれと？

「大丈夫・・・怖くないよ。楽しい鬼ごっこだ！」

「酷い・・・私は望んでないわ！」

「そうだよ！！最低だよ！！」

「まぁまぁ、そろそろ始めようじゃないか。もし死んでしまったら・・・もとの世界に戻してあげる」

「もとの・・・世界？」

「今この世界では皆止まっている・・・けどその中で死んだ君たちだけ・・・動けるようにしてあげるよ。もちろんゲームに戻ることはできないよ。そして皆には見えないよ」

見えない！？

「存在がけされるんだよ。もとろんゲームが終わってもそのまんま。皆に忘れられるんだよ。けど一緒にゲームをやった人達だけ・・・記憶があるんだ。ステキなことだろ？」

なんにも・・・なんにも素敵なんかじゃない。実際は残酷なゲームよ。

「さぁ、始めようじゃないか！！この女達が鬼だよ。五分・・・その間に逃げなさい。それでは、五分でスタートだ！それでは、始め！」

「ま・・・」

シュッ

「消えた！？」「どーゆぅ事！？」「と、とにかく」

「逃げよう！！」