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第六話

「そぅいえばさっき携帯もらったよな」

コソッとたけるが私達に言ってきた

「何に使うかな？」

「電話番号とか登録してあんの？」

パコッ

「すごっ！一組の電話番号全部あるよ」

「けどこれ今回これで使ってる携帯のだろ？」

「うん。たぶん・・・私のだって電話番号違うし」

「これ赤外線ついてる・・・これでほかのクラスの奴らの番号ももらえるって事か？」

「そーゆー事だと思う」

ピリリリリリリリリリリリッ！

「ヒャァ！！」

「ちょっ！これマナーモードになってないのかよっ」

パコッ・・・カチッカチカチカチッ

「何これ？」

赤文字でたくさんの文字が書いたあった

「たたいま死亡者が１人出た。それを伝えるため、メールをした。四階の廊下付近で三組の飯田　真希が死亡した。」

「今回からもメールで死亡者を連絡する。マナーモードもできるのでマナーモードにすることを許す」

終わってる。これだけ？まさか死亡って・・・

「三組の飯田・・・そして四階。まだ始まったばかりなのに・・・」

「たぶん今は一階に皆集中してるからとにかくこのまんまここにいようぜ！」

「健人！あのさ・・・もし死んでも・・・うちの事忘れないでよね」

「おぅ！お前もな」

「うん！ぅちは皆の事忘れないよ！何があってもね」

「だな」

そぅいえば・・・さっきから詩織が黙ってる・・・珍しい。たぶん皆の笑顔は嘘だ。皆怖くてたまんないだろう・・・皆のテンションを上げようとしてるのがわかる

たぶん全部詩織のためだろう。さっきから黙ってるし・・・目も下を向いてる

詩織の笑顔がないのは・・・私達にとって・・・とっても悲しいことだった

ブ────ブ─────・・・

「今度は・・・何？」