ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 真っ赤な†イヴとクリスマス〜君の願いは?〜 ( No.6 )
日時: 2009/12/17 20:01
名前: †Snow† ◆BcA2yefb/2 (ID: a4Z8mItP)
参照: 元:闇音 ブログもよろしく! http://snow-happy.jugem.jp/

二話

サンタが消えていった。


—ジリリリリリリリ.....

「は?!」

すると、僕はベッドの上だった。

もう、朝だった。


もしかして.今のは.....


「夢?」

夢だった。でも、ハッキリした夢だった。

「守ー!おきなさーい」

リビングから母の声が聞こえた。

「いまいくよー」

朝ごはんを食べた後、制服を着て家をでた。


「いってきまーす」

今日は22日。イヴまで残り2日。

そして今日で今年の学校は終わりだ。



「よぉ。守おはよー」

「おっはよー」

クラスに入ると武がいた。

しかし、クラスはなんかざわついていた。

教卓の周りをみんなが囲んでいた。

「なぁ武。なにしてんだよ?」

「あれ?お前のところにも来なかったか?









                サンタクロース」

「え…」

というとみんなのところにも来たってことか?

「あ。守君。あなたのところにもきた?」

月見 雪。同じクラスの女子。俺の好きな人....

「あぁ。夢にな」

「本当?私もなんだよ!みんなもなんだって」


「そういえばさ、守。契約した?」
武が聞いてきた。

「まぁ。一応な。」

「俺もなんだよ。あれって本当にやるのか?だいたい日にちがわからない」


「たぶん 24日とかじゃない?」
大野 空がこちらに気づき、話しかけてきた

「なんでだよ?」

「だってサンタは24日の夜じゃないだからそれくらいでしょ」

「でもさぁ。ゲームってなんだろうね?」
雪がみんなに問いかける

「さぁ。願いをかなえるらしいよね。」

—キーンコーンカーンコーン

8時のかねがなった。
急いでみんなは席に着席し、
今年最後の学校が始まった。



夜。
今日は結局クラスのみんなは【サンタ】の話で
もちきりだった。

終業式とか前後左右で話をしていた。

自分のクラスだけじゃない。
もう全学年といってもいいだろう。

校長先生の話。
みんなはいつも半分寝ているのに
今日はベラベラとしゃべっていた。

「はぁ。さて、今日も寝るか」

一人そうつぶやきベットにもぐりこんだ。

そしてまた僕は眠りについた。









        深い。深い。眠りに—————