ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 黒蝶の願い〜黒き薔薇の呪い〜 ( No.11 )
日時: 2009/12/30 11:46
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

私は、いつも通り待ち合わせ場所に来た
スカイちゃんはまだ来ていなかった
すると、スカイちゃんが見える

「スカイちゃー…」

私はスカイちゃんを呼ぼうとした
が、スカイちゃんは皐月に呼び止められていた
きっと、学校に一緒に行くよう説得してるのだろう
私は諦めて学校に行こうとした
だが、スカイちゃんが駆け寄ってきた

「ちょっと待ってよぉ〜〜〜。」
「えっ…皐月と行くんじゃなかったの??」
「断ってきた。蘭ちゃんと行きたかったから。」

そう言ってニコッと笑った
その笑顔はとってもキラキラして見えた
このことを聞いて私の顔から笑みがこぼれる

「行こうか!!」
「うん!!」

私達は歩きだした
皐月がこちらを向いて睨んでいるのを知らずに……

「クッ……!!蘭め………。」

その頃、私たちは仲良く登校いていた
喋っていると、学校の門まで着いた
すると、一人の男が近寄ってくる

「あのッ!!いいですか////」
「どっち??」
「すっスカイさんですッ!!」
「分かった。蘭ちゃん、また後で」
「うん。」

そう言って、スカイちゃんは言ってしまった
ポツンと立っていると、皐月が近づいてくる
不思議に思い尋ねてみた

「何??」
「今日、よくもスカイさんを取ったわね。」
「取ったもなにも、スカイちゃんが私を取ったんじゃない。」

その言葉でカッとなったのか、私に言った

「今日の放課後。体育倉庫に来なさい。」
「なっ何でよッ!!」
「いいことがあるから。」

私は背中がゾクッとした
皐月は学校のイジメグループのリーダー
いじめられて、不登校になった生徒もいる
私はその場に座り込んでしまった