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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Nightmare -悪夢が正夢になる瞬間- ( No.11 )
- 日時: 2009/12/31 02:58
- 名前: かな☆* (ID: hIgrl6yo)
第3話 『おそろいのストラップ』
楓「ねぇ、ミコ!これから何か用事ある?」
放課後、楓が私の席まで来た。
残念なことに、私の席は楓と離れていた。
ミコ「ううん、ないけど」
楓「じゃあさ、どっか遊びにいかない?」
ミコ「え?いいの!?」
わわ・・・お友達と遊びにいくなんて初めて!!!
嬉しいな♪
楓「夢野さんも一緒にどう?」
え・・・っ。
ミコ「楓、ちょっと」
あたし、やだな。友達でもないのに。
すると夢野さんは口を開いた。
夜亜「ごめんなさいね、行かなきゃいけない所があるの」
楓「そうなんだ。じゃあ・・・また明日ね」
楓は少し顔を曇らせた。
ホッ・・・。
〜ショッピングモール〜
楓「ね、これ可愛くない!?欲しいー・・・!」
ミコ「ホントだ!」
ふたりはクマのストラップを手に取った。
ちょうどケイタイにつけるのにぴったり!
楓「これおそろいでつけない?」
『おそろい』・・・なんて良い響きなんだ・・・
ミコ「うん!」
ミコはピンク、楓は水色のクマのストラップを選んだ。
ふたりはそれをレジへ持っていった。
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