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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 卍《怖》その本を開くと—卍 ( No.2 )
- 日時: 2009/12/30 16:14
- 名前: 氷柱 ◆thZwLPvxMw (ID: CzWb5kfF)
第二話『とあるサイト』
“バタン”
家に帰るとリビングを通り越し、自分の部屋へと入った。
「新しいケイタイに、さっそく友達のアドレス入れちゃおーと」
そういって、友達のアドレスを入れていく。
“ピロロロロ”
ケイタイが鳴った。
まだ友達には、アドレスを教えてないのにいったい誰だろ?
そんな好奇心から、私はケイタイのメール箱を見た。
そこには、こう書かれていた——
______________________
To,12227
件名,友達になりませんか?
本文,僕と友達になりませんか?
______________________
何? 変なメール……。
12227って誰よ。ケイタイの機種? …なわけないしね——
そんなことを思っていると、何だかこの人ともっと喋りたくなってきた——
______________________
To,雨季山 由美
件名,いいですよ♪
本文,ぜひとも、友達になりましょう(^_^)v
______________________
私は、そう返事を返した。
お母さんに言ったら怒られるけど、内緒にしてたらばれないよね?
こうして、私はメールのやり取りを始めることに決めた——
第二話終わり
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