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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第43章 禁断書 ( No.170 )
- 日時: 2010/01/30 15:53
- 名前: 禰音 幻 ◆3cYkJxXQ0A (ID: JZOkdH3f)
アリソンと一緒にはるばる砂漠まで来たが、目的のものが何も無い
ソフィア「その心臓は・・・誰の?」
アリソン「分からない、魔力は感じない」
ソフィア「魔力が無いって事は人間のものよね?」
アリソン「有り得ない・・・人間がこんなこと出来るなんて・・・」
ソフィア「有り得てるのよ、それが」
タタタ・・・
アリソンが近くの本棚へ近寄り
中から背表紙に動く目玉の付いた本を取り出した
アリソン「下がってて」
そういったとたんアリソンは本を開いた
本「ファー・・・アア・・・僕を起こす命知らずな輩は誰だい?」
本が喋った
が、もうソフィアは驚かない
アリソン「私よ、誰が寝て良いって言ったかしらねえ?」
少し怒りのこもった声で言った
本「おお、これはこれは魔神様じゃないですか」
アリソン「今用件を言うからその紙に叩き込んでよ」
本「了解」
アリソン「私の心臓がダミーとすり替えられてる、誰が持っていったの?」
本「少々お待ちを、世界中の本から情報を引き込んでいます」
アリソン「私が奴を倒すまでに調べてよ」
本「了解しました」
出入り口には、あの時のフランケンシュタインが立っている
アリソン「やっぱり親玉は出てこないみたいね」
そういうが否やコンマ1秒の間に持っていた果物ナイフで切り刻み塵にした
アリソン「出来た?」
本「早すぎますよ、・・・OK、分かりました。アメリカのペンタゴンの最深部で一度解剖されてますね」
アリソン「解剖?ふざけるなよ人間共が!」
本「送りましょう」
そう言うと本が2人を挟んでワープした
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