ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

第50章  ウソだ〜! ( No.210 )
日時: 2010/02/04 21:54
名前: 禰音 幻 ◆3cYkJxXQ0A (ID: JZOkdH3f)

ビル「酷いじゃないか!そんな楽しそうな事に俺達を置いていくなんて!」

フォン「僕は別に良かったんだけどぉ」

ビルが叫んだのでフォンの声がかき消された。

リオ「ビル、危険が好きなのは構いませんが私達までそのような扱いにするのはや・・・」

ビル「良いじゃねえか!」

リオの意見はビルのデカイ声に途中からかき消された

ジグ「良いわけ無いだろ、こちとら仲間が2人も死んだんだ」

ワイフ「落ち着いて」

ビル「落ち着いていられるかァ!」

ジグ「分かったからチョット声のボリューム下げて」

ビル「分かったわかったって!オイ!何突いてやがんだ!」

ジグ「分かったんならボリューム下げて」

ジグが杖でビルを突き続けている

トトロ「ハイハイ、そこまでな。これ以上ウルサクなったら魂割るよ?」

かわいい声して怖い事をサラッと言ってのける・・・

ビル「ハイハイ・・・ってか、お前誰だ?(骸骨?)」

トトロ「僕?僕、トトロ」

紛れも無く全員が音を立てて硬直した
この場合の効果音は『ピキ!』が一番合うだろう

アリソン「えーと・・・コイツは死神のトトロだよ」

全員「死神!?」

リオ「あの有名な映画の方かと思いましたが・・・」

フォン「死神・・・!?」

トトロ「うん、僕は死神だよ」

全員「マジか!」

リオ「で、名前がトトロ・・・」

あの冷静なリオが慌てている

全員「ウソだ〜!」

トトロ「ホントだよ〜!」

この日は皆、ショックが隠せなかったとか
そうでないとか・・・