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第51章  心臓探してる頃、向こうは・・・ ( No.215 )
日時: 2010/02/05 21:13
名前: 禰音 幻 ◆3cYkJxXQ0A (ID: JZOkdH3f)

ムーン「さて、向こうは心臓とやらを取りに行っている。こちらは戦力が十分あるわけでもない」

ギド「いえ、神に匹敵する実力を持った魔女が来ております」

ムーン「それは朗報じゃな、直ぐココへ案内せい」

ギド「畏まりました」

ギイィ・・・
鈍い音を立てて
直したばかりの戸が開いた
風変わりなピンク色の髪の女が入ってきた
黒いローブを着ている
なんてアンマッチ・・・

???「さて、私に用があるのだろう」

ムーン「ほう、童の覇気に気おされぬか」

???「用件を早く言ってもらえませんか?」

エメラルドグリーンの瞳が
ムーンに穴を開けようとしているかのように
強烈に睨む—————————————

ムーン「そう睨むでない、用件は一つだけじゃ。その前にギド!こやつが来たわけではなくお主が連れてきたのであろう!」

ギド「申し訳ありませんムーン様」

ムーン「もういい、後で殺す。所でお主、名は何と申す?」

???「ガーリア・ピンク、ガーリアでいい。そいつ私が殺そうか?」

ギドを指差して言った

ムーン「殺すのは魔神を殺した後じゃ、焦るでない」

ギド「ところで、戦力になりそうな知人は居るか?」

ガーリア「イグシーが居たと思うがあいつ君みたいな奴が嫌いだから断ると思う。他にが居たはずだ。アイツは魔族だから戦力になるだろう」

ムーン「フェレスとやらをココへ召還せい!」

ギド「畏まりました、召還!フェレス!」

バキ!大きな音を立てて城の直したばかりのが割れ
人が出てきた

???「何だ!?地面が!?え!?」

ムーン「おぬし等、童と同盟を組まぬか?」