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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第54章 漂流してきてさようなら ( No.221 )
- 日時: 2010/02/06 10:07
- 名前: 禰音 幻 ◆3cYkJxXQ0A (ID: JZOkdH3f)
ドンドン!
医務室のドアをノックした
ワイフ「その音はソフィアか、入れ入れ」
その音はって、普通聞き分けられないよ?
コイツも変人の部類だったらしい。
そう思いながらソフィアは医務室に入ると
ゾクっとした————————————
これは・・・・・・強烈な殺気!?
ソフィア「この人、人間なの?」
???「俺、『人間』だから」
ベッドに座っている軍服のような服を着た
茶髪の男が言った
ソフィア「君がイグシー・リ・フォンヌ?」
イグシー「そうだよ、イグシーで良い」
ワイフ「確かに人間なんだが、何か違和感がある」
イグシー「違和感って、コレの事か?」
そういうと、近くにあった小さな空の薬ビンを小さなナイフにして見せた
ソフィア「ワーオ、今までに無いタイプだよ」
ワイフ「俺もこんな力見たこと無い」
アリソン「それは念術の一種じゃない?」
いきなり出てきたアリソンに警戒しているらしい
イグシーは腰の剣を抜いて構えた
イグシー「この力を狙っているのか?」
ワイフ「警戒しなくていい、怖くないから」
ソフィア「いや、警戒するって!怖くないよって言っても骸骨が言ったら意味無いし」
アリソン「同感。イグシーは海賊になる気は無い?」
いきなりスカウト!?
ソフィア「いやいやいや、いきなり!?スカウトって・・・え?」
イグシー「悪いけど断る。俺には仲間が居るから帰んないと」
アリソン「送ろうか?」
イグシー「あ・・・・・・・・・」
イグシーの言葉が出る前に
ドバアン!
津波が起きた。
いつかのリバイアサンだろう
その後、陸地に着くと浜辺に乗り上げた
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