ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 魔の海賊船       ( No.358 )
日時: 2010/03/11 22:29
名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)

ビル「んじゃあ、暴れるか!」
リオ「考え無しに暴れるのはよして下さいよ」
ジグ「確かに、やりかねないな」
ビル「ヒデェ!皆で寄ってたかって言う事かそれ!?」

戦闘モードに入るに入れない雰囲気の3人
突っ込み役が割合多いのが原因か?
と思いつつ、船長は足掻く

アリソン「後ちょっとなんだけどな…」

と、ポツリと言った直後に感ずかれたらしい
アリソンを縛る念がいきなり強くなった

未永久「足掻いても無駄よ☆」
アリソン「あ゛〜も〜・・・その口調、ムカツクな」

と言ったとたん、念が断ち切られた
よほどイラッと来たらしい

未永久「ヤバ…すいませーん。逃げます」
アリソン「ああ、ハイハイ逃がしたげるよ」

と言うと、足元に黒い陣が現れ未永久を吸い込んだ。

アリソン「さて、仕切る…」

ダダダダダダダダダダダ!

ビルがマシンガンのようにダークアローを連射するのが目に入った

アリソン「やりすぎよ・・・」
リオ「ですよね・・・ダークシャドゥ!」

ビルの周りを幻影が取り囲んだ

リオ「しばらく大人しくしてもらいましょうか」

リオが呆れ顔で言った。
その直後、アシュレイの斬撃が2人に向かって放たれた。

アリソン「あっぶな!」

剣で受け止め安心したのもつかの間、アリソンの剣が砕け散った

アリソン「ソードブレイカーなんて思っても見なかったわね・・・」
アシュレイ「でしょうな、現存するのは多分コレが最後の一本…性格には3本中1本は行方不明でもう1本は壊れてるんだよね。んじゃ、殺し合いますかね」
アリソン「あれ?私?」

変身したらしい、アリソンが2人居る

リオ「あれ?よく見てなかった…助けられなさそうなので頑張ってください、私は他のやつを倒しますよ?」
アシュレイ「いや、手伝ってよ」
リオ「悪いんですが、手伝えませんね」

と言うと、近くに居たガーリアに襲い掛かったが、阻まれた

イグシー「よ!俺、『人間』だからお手柔らかにな」
リオ「知らん!」

リオの容赦ない呪術が飛んだ
しかし、それはガーリアが防いでいく
リオ1人になす術など無かった

リオ「マズイ、ビルを開放しますかね…」
イグシー「おいおい、よそ見してると首が飛ぶぞ!」

船の床が変形してリオに向かって棘が生えた
しかし、それはリオには効かないらしく、闇の檻がリオを守るように防いだ。
そこからはリオがイグシーに間合いをつめていく必要も無く、呪術を飛ばし続ける

ガーリア「学習能力が無いな」
リオ「そうですか?」
ビル「もらった!」

リオがビルを開放していたらしい
ビルのダークアローがガーリアを貫いた

リオ「・・・・・・・・・・・やりましたね」
ガーリア「と、見せかけて当たってすらいない」
ビル「気分的に当てたくなくなった」
リオ「面倒ですね、操られている」
ビル「俺は操られてねえぜ」

と言うと、ビルはリオに向けダークアローを放った