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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- 第6話 望まぬ記憶の中で… ( No.437 )
- 日時: 2010/03/29 22:10
- 名前: 禰音 鏡幻 ◆akHvV3kiSo (ID: cYSZrqDn)
???「ゼロ!…ゼロ!」
スウゥ…と息を吸い込む音が聞こえる
きっと大声で叫ぶ気だ
???「ゼ〜〜〜〜〜ロ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
それ見ろ、叫んだ
しかも近所の人がその声でおきだした
それくらい大きいらしい
前もって耳をふさいでおいてよかったようなよくなかったような…まだ耳の中で叫んでいる
???「ゼロ!ゼロ!」
あれ?耳元で…?
変だな、声がやけに小さい
それどころか聞いた覚えが無い声…いや、ある!
さっきまで一緒に居た
ソネット「フェルト?」
気が付いたのに気づいて俺の事を鈍器でぶん殴ったのか?
しかしまだ痺れている…スタンガンか!
腕を見ると小さな火傷の跡もハッキリとある!
ソネット「この野郎、ゆるさねえ」
と言うと、俺の体が急に軽くなり
近くに居た大男を左腕で殴り飛ばした
飛距離はなんと20m以上
何でだ?
…今は考えている場合じゃない!
ただひたすら
ソネット「殺る!」
ドシャア!
脳みそが飛び散る音
ミシミシ…バキン!
骨がきしみ、折れる音
嫌な音ではない
むしろ心地がいい
そんなこんなで全滅
フェルト「ゼロ…なの?」
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